day1/2に続き、終了直後に直さないままとりあえず投稿。
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day3
Quality and Attractive Quality Creation Learning from the Kano Model - Kano Modelと魅力品質理論
- 品質とはなにか?
- 漢字って知ってるつもり。
- 国語が大の苦手で考えてもなかった。
- 漢字は英語の単語と比較するものだ。アルファベットじゃない。
- importantってimportと似てる
- 舶来品。価値が良いものだと思ってた時代があった。
- 輸入したもの、大事なものという意味合い。
- そういうふうに考えれば漢字と合ってる。
- 漢字はごくわずかわかっている
- 木と林とか。
- 品質の「質」とは?
- 斤が2つはいっている。中国では重さの単位。パン一斤とか。中国語のこんちんはkg
- 斤が2つでバランスを撮っている
- 貝はお金。お金とバランスを取る。
- 質屋。人質。お金と釣り合うもの。
- 他の例
- disports=娯楽。sportsの語源
- 頭が落っこちるはよくある話。
- portは運ぶ。disは散らかす
- 仕事でつらいことを運び、散らかす→娯楽
- 品質の歴史的変化
- 今日の品質
- 顧客歓喜
- これを満たそうというムーブがあった。
- しかし、基本的要件を満たさないということがあった。先端だけをやった結果として。そういう話がちょこちょこと耳にする状況になった
- 研究者時代、女子学生がBFの3レベルを考えてきた。
- lv1: 必要最小限度のプレゼント
- 誕生日のみ
- lv2: ほしいといったものは何でもプレゼント
- lv3: ほしいとも行ったこともないプレゼント。しかし使ってみると嬉しくて飛び上がる
- lv1: 必要最小限度のプレゼント
- 狩野モデル
- なぜこの話がはじまった?
- 子供のころ、おもちゃがよく壊れた。ドイツの製品は頑丈だった。
- 大学で石川先生の講義で、消費者が満足するのが品質だという話。
- 不良品とか言うイメージではない。
- そんなこと本当にできるの?
- 大学院で石川先生は大学院ではなく工場にいけと言われた。
- 不良品にぶつかれば満足にならない
- しかし不良品がなくなっても満足にならない。どう扱った良いのか?
- あまり文献を見るのがすきではなかった。当時の品質管理は統計が主だった。数学も苦手だったのであまりピンとこなかった。
- でもなぜやったのか。化け学の場で品質だと石炭化学だった事情があってそこにしか空いてなかった。裏看板で品質管理があった。そこから始まった。
- そこしか無いところからたまたま始まった。
- なぜか第一人者のごとく扱われるようになった。人生何が起こるかわからん。
- Doctor取ったあと、品質をどうやり続けるか。
- QCサークル。
- 工業製品に適応して論文を投稿したら却下された。
- アリストテレスの品質論
- 実態が持つ種差であるという
- 人間と馬は違う。足の数が違う。気性も違う。
- 種差の違いが質である(???)
- 品質とは、ある物事に関して2つの品種が存在するとき、それらの種差を指す
- カラーテレビの例
- 故障する時間が短いやつと長いやつがある。
- 漏電などの安全上の問題。
- テレビのチャンネルを変えること。リモコン(1980年代〜)の発現
- 種の区別
- リモコンが付いていないテレビ、付いているテレビ、これらは別の種。つまりリモコンは品質といえる。
- 品質の多次元図示
- 品質と品種を分ける
- 品質はスクリーンサイズ、フィルムサイズ、柔軟性
- 品種はプロジェクターとOHP
- これを品質を軸とした空間にマッピングする。そうすると、ベクトルが現れる
- 多くの製品の空間の中に入っているのは良品、その空間外にあるものは不良品
- いろんな品種のものを説明するために品質がある
- 新しい品質をどう作るか?
- 品質問題は高いレベルで色々差がある。バグもその一つ。
- 品質と品種を分ける
- 実態が持つ種差であるという
- ここでQA
- 我々の味方はアリストテレスから始まったがそれだけでもない
- 品質のライフサイクル
- 先生は学生の出来が悪いというが、先生の質が悪いと言わない
- しかし品質管理を研究にしてるならそこを見てしまう。
- 以下に教え方が下手くそかに向き合った
- ライフサイクルは以下に経験を積まないとわからない
- 魅力品質のライフサイクル、恋のものがたり。
- いるもいないのも無関心品質
- 20年経って…
- ジョンはメアリーとあうことで非常に満足する
- 一元的。
- 結婚して20年後
- 一緒に暮らすことが極めて日常的
- これをやったらめちゃくちゃ反響良くて学生の成績が上がった。
- Q: 製品企画に導入することで方向性を明確にできるといっていた。価値の高いプロダクトを作るために企画で品質をしっかり計画しようとしているが、どうなると良い?
- 魅力品質は認識論。品質要素があって、狩野の様式に従ってやっていただくとそれぞれの品質要素がそれぞれどういう品質に当てはまるかはわかると想う
- なにか理論をつかって新しいものを作りたいとなりがち。そのとき魅力品質をつくりたい、と想うもの。それが見つかればやれば良いと思う。
- とにかく新しいものをやるのが得意な会社だと思うけど継続的かどうかはちょっとわからん。色々あると思う。
- コニカの話。1902に初めて国産カメラをつくった。
- 1960年にカメラブーム到来。50社ぐらいでてきた。
- 競争に乗れなかったのはコニカだった。乗れたのはキヤノンやニコン。
- それまではトップメーカーだったのに。5%ぐらいまでシェアが落ち込んだ。
- 挽回したいために調査をやった。
- 若い人がなぜ我々の調査はカメラに付いては色々聞いてるのに、撮影者の話はきてない。どういう撮影し易いかめらを聴くのが良いんじゃないかとなった。
- お客さんが写真がうまく取れたかどうかをどう認識するか?
- 1970はカラーフィルムに変わる頃。
- 問題は露出不足とピンボケだった。カメラの問題と感じた。
- しかしカメラには問題はなかった。
- 露出不足はカメラというより撮影者の不注意だった。露出計を使わなかった撮影者の問題だった。
- ピンボケも連動式が導入された頃。普及率上がった頃インターロッキングシステムがうまく使えない人がおおかった。
- 露出不足を補うためにフラッシュを内蔵にすれば問題ない、など、撮影者の不注意は潜在的要求といえる。
- 製品について色々お客さんの要求を聞いてみてるのではない。
- 周辺状況を観察するの大事。
- 「米山モデル」
- 魅力品質は相関が出るように感じる。
- 魅力品質になったやつで企画を行うと、もうそれは他社が実現しているもので、間に合ってない。
- 大事なのは無関心品質にアプローチする。
- スマホは2007に売り出したときはみんな無関心だった、それを魅力に引き上げるような企画が良い
- iphoneってむしろ逆品質だったよな…?
- 普通そういうのってエンジニアリングの問題と認識しがち
- ぺんてるの例
- 5年で打ち切って成功したものはない。
- 一つを投資し続けなければならない。経営者のしごとでもあるけど。
- 経営者の腹の座るためには技術者も根拠を示さなければならない。
- Q: 長く魅力的品質を持っているところ、要因としてブランドがあると思う。ロレックスとかわかりやすいけど、長くやってると思う。魅力的品質とブランドの関係の話って合ったりしますか?
- 避けられないのはSonyの事例。
- 普通はブランドの名前が重要と思われる。アメリカの会社と最初は思われていた。ブランドになってから日本と認識されるようになった。
- 昔からフランスのシャネルとサンローランとか。最近のものって色々あるけど、ブランド自体も変わる。
- MadeinJapanというのは1970はまだ粗悪品だった。だったが、Sony,Canoon, Toyotaは別だよって話になっていた。
- しかし現在はMade In Japanは良いもんだと思われている
- ハードの製品の良さは1kgあたりの値段たと思っている。
- 輸出統計で金額がわかる、輸出品の総重量。2010まで上がってたがその後下がってる。
- ブランド力=昨年のブランド力 +営業力+製品価値+ブランド方針
- リカーシブに増えていく。
- 調子が悪くなるとブランドが問題になると言われる。
- なんでもブランドにするのはおかしい。
- 毎年ブランド力が上がったのか、下がったのか、これを追うのが重要。
感想
- あまり狩野モデルを知っているわけでは無いが、歴史的な部分が聞けたのはイントロとしてめっちゃ良かった。
- 品質に関する概念の詳細化ができた。プロダクト全体をドリブンする存在として扱っていきたい。
- 新しい分野に対する切り開き方の苦労の話ってだんだん聞けなくなってきてるような気がするなぁ。